この次の音楽と観劇の会は、村上春樹原作の音楽劇『ねじまき鳥クロニクル』を鑑賞致します。
世界的に評価される村上春樹の傑作長編『ねじまき鳥クロニクル』を、イスラエルを拠点とし、世界中で活動するインバル・ピントの振付とアミール・クリガーの演出、藤田貴大の脚本で舞台化し、音楽を大友良英が手掛けた意欲作です。
初演から引き続き、主人公の岡田トオル役は成河と渡辺大知が二人で一人の人間の多面性を演じ、村上ワールドにいざなう不思議な女子高生・笠原メイ役を門脇麦が、圧倒的な悪として存在する綿谷ノボル役は、バレエダンサー出身の俳優、大貫勇輔が演じます。トオルを不思議な世界へ導く加納マルタ・クレタ姉妹役には、元宝塚歌劇団娘役の音くり寿が新たに配役されました。 2020年コロナ禍での初演時にも企画しましたが、残念ながら名古屋公演は中止となりましたが、満を持しての再演です。今回もメ~テレ事業様のご協力で観やすいお席をご用意しておりますので、この機会に是非ご鑑賞ください。