お知らせ

音楽と観劇の会 ミュージカル『ボニー&クライド』

脚本:アイヴァン・メンチェル、上演台本・演出:瀬戸山美咲

歌詞:ドン・ブラック、音楽:フランク・ワイルドホーン

出演:矢崎広 桜井玲香 小西遼生 有沙瞳 吉田広大 霧矢大夢 鶴見辰吾 ほか

来年5月の「音楽と観劇の会」は、ミュージカル『ボニー&クライド』を楽しむ会を企画致しました。

この作品は、映画「俺たちに明日はない」(邦題)でお馴染みの実在のギャングのカップルの破滅的な物語をベースに、稀代のヒットメーカー、フランク・ワイルドホーンが、ミュージカル作品に作り上げ、今回は新演出版をお披露目致します。また、5月10日(土)17時の公演は、終演後に主演のボニーをダブルキャストで演じる矢崎広と柿澤勇人によるアフタートークショーがございます。お時間の許す方はこちらもお楽しみになさってくださいませ。 今回もメ~テレ事業様のご協力で観やすいお席をご用意しておりますので、この機会に、是非ご鑑賞ください。

<Story>

舞台は1930年代、世界恐慌下のアメリカ、テキサス。

映画スターを夢みるボニー・パーカーは、場末のカフェで退屈なウェイトレスとして働く毎日。そこにやってきたのが脱獄したばかりの男クライド・バロウ。時代の暗い閉塞感から抜け出て、スポットライトをあびたいと願っていた二人は、運命の出会いを果たし恋に落ちる。

クライドと共に脱獄した兄のバックは、妻ブランチが働く美容室に戻ったが、兄弟の行方を探すシュミット保安官らが店を訪れて恫喝する。敬虔なクリスチャンであるブランチはバックに刑務所に戻るように説得、過去を清算するためにバックは刑期を全うすることを決意する。

一方、クライドは強盗を繰り返し、再び刑務所に送られてしまう。それでもクライドを愛し続けるボニーは、幼馴染の保安官テッドや母エマの反対を押し切り、足繫く面会に通い続けた。クライドはボニーに拳銃を持ち込ませ、脱獄に成功する。

街を飛び出し、車を盗み、銀行強盗を繰り返す、前代未聞のギャング・カップル「ボニー&クライド」の誕生に、大衆はやがて彼らを英雄視してゆくが…